共働き 無理がある 

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共働きで子育ては無理がある!疲れてしんどい主婦の新しい働き方

 

あなたは自分の仕事をこなしながら疲れ切った状態で家事・育児をしていませんか?

 

もし、共働きで子育ては無理があると感じているなら少し立ち止まって考えてください。

 

子供が熱をだしたので迎えにいかなければ、、、

 

子供のために朝早くお弁当を作らないと、、、

 

子供と会話する時間をとらなければ、、、など

 

このように主婦に負担がのしかかるのは、あなたを取り巻く社会環境(構造)にあります。

 

そこで今回は「なぜ共働きも専業もしんどいのか」という本を題材に、主婦が置かれている状況や新しい働き方について深掘りします。

 

この記事を読めば共働きで子育てすることの矛盾点がわかり、あなたが理想とするライフスタイルを描くことができるでしょう。

 

ぜひ、参考にしてください。

 

 

【この記事を書いた人】

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共働きで子育ては無理があるのはなぜ?

 

 

 

今回ご紹介するのは中野円佳(なかのまどか)さんの著作「なぜ共働きも専業もしんどいのか」。

 

中野さんは日本経済新聞出身のジャーナリストで、現在はシンガポールに在住し2児の母です。

 

この本はインタビューを交えながら共働き主婦や専業主婦の日々の暮らしをリアルに紹介しているビジネス書。

 

そして、主婦がいないと回らない日本の社会構造を論理的に解説しています。

 

3つの構成からなっており、主婦がしんどい理由、主婦に依存する社会構造、現在の社会変化について意見を述べています。

 

 

一般的に共働きで子育ては無理がある理由として家庭の問題に焦点があたりがちです。

 

しかし、著者はその原因は専業主婦がいることを前提とした社会構造にあると述べています。

 

前提条件が違うわけですから、共働きで子育てすることは端(はな)から無理があるのです。

 

つぎの項目では主婦がいないと回らない実例を紹介しながら、社会構造について深掘りします。

 

 

主婦がいないと回らない社会構造

 

 

本著では共働きで子育てをしている夫婦の実例をいくつか載せています。

 

どれも慌ただしくそれぞれの家庭で悪戦苦闘しているようすが垣間見えます。

 

【Aさんの場合】

シッターさんに週末に作り置きしておいた離乳食をチンして食べさせてもらって、20時か20時半くらいにぎりぎりで「飛び込んで」帰ってくる。そのままお風呂に入れて、そのお風呂の後の着替えまでシッターさんに手伝ってもらい、「シッターさんに『さようなら』をしたら、あとは寝る、みたいな生活」を送っていた。

 

P26

 

【Bさんの場合】

育休中は、図書館で行われる読み聞かせや、幼児教室のような場に通わせることができたが、復帰後はそれらができなくなり、自分の働き方に疑問を感じ始めた。二年ほど試行錯誤をするが、結局フルタイムの仕事を辞め、薬剤師の資格を生かしたパートタイムの仕事に切り替える。

 

P36

 

そのほか夫が海外転勤するので妻が退職する例などがあり、共働きで子育てすることの難しさがわかります。

 

共働き家族が子育てする上で無理がある事として次のようなものがあります。

 

【共働き家族が子育てする上で無理がある事】

  • 育休がとれない
  • 夫が転勤するとき帯同できない
  • 保育園に入園できない
  • 幼稚園・保育園・学校の会合は昼間のため行けない
  • 学童の迎えの時間に間に合わない

 

専業主婦であれば育休を取らなくても子育てはできますし、夫の転勤に帯同していけます。

 

その他、都心で万が一保育園が見つからなくても自宅で子供の世話ができます。

 

さらに、専業主婦なら昼間に行う学校等の会合・行事でも参加でき、家にいるので学童に預ける必要もありません。

 

これらの実例のとおり、働き方や子育てにおいて専業夫婦を前提にした社会構造があります。

 

その社会構造のなかで共働き夫婦は子育てをして働いていかなければいけません。

 

しかし、共働き夫婦が専業夫婦と同じような生活スタイルを行おうとしても、時間が限られているので結果的に無理が生じるのです。

 

 

変わる社会と家族のあり方

 

 

共働き夫婦の子育て負担を減らす改善策はあるのでしょうか?

 

本著ではさまざまな事象をとらえて社会のあり方や夫婦の働き方に関して提言しています。

 

【提言】

  1. 夫婦役割4.0
  2. ひとり親、ひとり暮らしの支援
  3. 長時間労働改革
  4. スマートキャリア
  5. リモートワークの推進
  6. ギグエコノミー
  7. 家事代行ビジネス

 

【解説】
夫婦役割4.0とは育児、介護、病気、転勤などが訪れたとき、「稼ぎ主」を柔軟に変えること。

 

夫婦をベースにしてそこから漏れてしまったひとり親、ひとり暮らしの支援が必要。

 

2019年に施行された働き方改革だが、長時間労働や残業規制は欠かせない。

 

スマートキャリアとは「フルとパートの間くらいの働き方」のことで、年収200万円以上稼げる仕組み。

 

コロナ禍でリモートワークが拡大したことで、子育て・介護がしやすくなっている。

 

会社に属さないフリーランスが台頭したことでギグエコノミー(単発の仕事)が広がったが、賃金や保険など安心して働ける制度が必要。

 

近年、家事代行ビジネスは急拡大していて、家事のあり方が見直されている。

 

 

疲れてしんどい主婦の新しい働き方

 

 

共働きでも専業でも特に小さい子供を持つ主婦は疲れてしんどいと思います。

 

そんな中で主婦が家計を支える収入源としておすすめは在宅ワーク。

 

この本ではギグエコノミーという言葉で紹介されています。

フリーランスや臨時職員、ミニ起業家という形で「インターネットを使って、自宅でひとりで働き、組織の庇護を受けることもなく自分の知恵だけを頼りに、独立していると同時に社会とつながっているビジネスを築き上げた」人々が増えているのだ。

 

P194

 

欧米ではリーマンショック以降フルタイム労働者が減り、取って代わってフリーランスが増加。

 

日本においてもスマホが普及し無線ブロードバンドが整備されたことで急速にギグエコノミーが拡大しています。

 

また、大企業中心に仕事のやり方もメンバーシップ型からジョブ型に移行しようとしています。

 

*業務内容・勤務地を限定しない仕事がメンバーシップ型で限定する仕事がジョブ型。

 

このような変化を読み解くと、インターネットを活用してより専門的な仕事のニーズが高まるでしょう。

 

主婦の方も自分の得意分野を作りいつでも自分1人で稼ぐことができるよう準備が必要です。

 

 

まとめ

 

ここまで「なぜ共働きも専業もしんどいのか」という本を参考にしながら、共働きで子育ては無理がある理由について解説しました。

 

また、激変するなかでこれからの家族のあり方や働きかたにも言及しました。

 

共働きでも専業でも主婦の方は、社会のさまざまな変化に対応する必要があります。

 

夫が病気になり収入源が経たれる、夫婦に亀裂が生じて1人親になるということも考えられます。

 

未来は誰も予測できませんので、少しでも個人のスキルを磨いて収入源を確保してください。

 

このサイトでは主婦の方のために様々な副業を紹介しています。

 

ぜひ、それらを参考にして安心を手に入れてください。

 

【あわせて読みたい!】

 

>専業主婦が自宅で仕事できるお勧め副業10選!お小遣い稼ぎ2024年最新情報

 

 

【参考資料】

  • 著作:「なぜ共働きも専業もしんどいのか」
  • 著者:中野円佳(なかのまどか)
  • 発行所:株式会社PHP研究所
  • 発行:2019/6/28

 

 

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